ブルーベリー兼業農家の過ごし方｜1日と1週間のライフスタイル

こういった質問に答えます。

僕はブルーベリー農家ですので、ブルーベリー兼業農家のライフスタイルについてまとめてみました。

ブルーベリー兼業農家の1週間のライフスタイル

僕は本業と農業と両方行っている兼業農家です。

ブルーベリー農家をしてますが、ブルーベリーの栽培方法は養液栽培と少し特殊な栽培方法をしています。

平日は本業をしており、週末は農業をするのが1週間の流れです。1年間365日、毎日仕事をしていることになります。

少し言い過ぎました、年末年始（12月31日、1月1日）はさすがにゆっくりしているかもです。
後、週末の雨の日は農作業ができない時がありましたので、その時も休むこともありました。

ですが、今はビニールハウスがあるので雨の日は関係なくなりました。こんな感じです。

ブルーベリー農家は週末だけでできるのか？

週末だけでブルーベリー栽培のすべてをこなそうと思うと、育てている本数によります。
もっと厳密なお話をすると、ブルーベリーという植物を育てるので、作業をするタイミングがあります。

そのタイミングが平日になることもありますので、そういう場合は本業が終わってから農作業をすることもあります。

こういう事情から、僕の場合は平日は主に妻がブルーベリー栽培をしてくれています。
少なくともほぼ毎日、木々の観察をしてくれています。

「ブルーベリー養液栽培＝手がかからない」というイメージが強くなってしまっていますが
手をシッカリかけると、美味しい実をつけてくれますし、ブルーベリーの木も美しくなります。そして、農園自体からブルーベリーに対する愛情を感じられる農園になります。

ブルーベリー兼業農家の1日のライフスタイル

僕は主に週末に農作業をしています。週末のライフスタイルは時期によって色々です。

他のブルーベリー農家さんは結構朝早くから作業をされている印象ですが、オフシーズンは8時とか9時から作業を僕は開始しています。農園につくと、まずは農園の全体を見渡し、明らかな異常がないかを確認します。

確認した後、農園内で一本一本のブルーベリーの木を観察します。

観察が終わった後は、時期によって木の剪定をしたり、落ち葉を拾ったり、余分な花芽を摘み取ったり、害虫がいれば駆除したり、病気になっていたら対処したり、などなどをしていきます。

夕方前には大体の作業は終わります。

観光農園をオープンさせている時はもっと忙しいです。

朝は7時ぐらいから農園内の見回りをした後に、農園内の掃除をしたり、農園の備品のセッティングをしたりします。

お客さんが来られたら、農園内の案内をしたり、農園内で事故が起きないか気をつけていたりもします。

閉園後は、また農園内を掃除したり、時には完熟したブルーベリーの摘み取りをして出荷に回す準備もします。

観光農園が形になるまでは週末だけの作業はかなり厳しい

ブルーベリー狩り観光農園がある程度形になったら、行っていく作業はルーティン化できます。

しかし、観光農園が形になるまでは週末だけの作業で終わらせるのはなかなか厳しいと思います。

ざっと思い出しただけですが、、、もっとあるような気がします。

農園の支柱打ちや、防風ネット張り、防鳥ネット張りは業者さんに任せました。
しかし、防草シート張りだけでも、はじめは慣れない作業でしたので少しの部分を張り終えるのに1日を費やすことはザラにありました。

ブルーベリーの苗の植え替えや、ポットの配置、潅水部分の設置なども自分たちでしましたが、300本の苗でお腹いっぱいになりました。

ブルーベリーの苗の植え替えやポットの配置は、農園内のブルーベリーの本数を増やす時はまたこの作業はしないといけません。後、どうしても一定の割合でブルーベリーの木は枯れますので、その時もこの作業は必須ですね。

まとめ

ブルーベリー兼業農家のライフスタイルについてまとめてみました。

僕が実際にしていることを元に書いていますが、おそらく他の農園の方達はまた違ったライフスタイルなんだろうなって思います。

これからブルーベリー狩り観光農園を考えている方の参考になれば、と思います。