かみちゃんとは?(自己紹介)

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こんにちは
かみちゃん@KMCN77)です。

ブログにお越しいただき
ありがとうございます。

僕は福岡県直方市にある『ブルーベリラボ直方』というブルーベリー狩り観光農園の運営を妻と二人でしているブルーベリー兼業農家です。

兼業なので本業があります。
本業は心理系の仕事をしており、そしてネットビジネスもしてます。

最初に、なぜこんなに色々しているのかを説明させてください。

今の世の中は一つの仕事に固執するリスクが高くなってきています。

今までのように一つの会社に自分の人生を捧げて生活をしていく生き方が終わりを告げようとしているのです。

ご存知のように世界のトヨタも終身雇用制度の継続が難しいといってしまったのは記憶に新しいですよね。

このような時代を生きていく中で不安を感じた僕は本業だけでなく自分の可能性を広げるために何かできないかと模索し始めました。

僕が最初に思いついたのはネットでできることでした。

パソコンを自作しちゃうぐらいパソコンにのめり込んでいた時期もあります。
インターネットはアナログ回線時代からしてます。

今はインターネットに常時接続しているのが普通です。

しかし僕がインターネットをはじめた時は毎回手動でネット回線を繋げるのが普通でした。

ピ〜〜ヒョロロ〜〜、という音が今でも懐かしいです。(わかりますか?)

こんな僕なので、ネットで何かはじめることに抵抗はありませんでした。

独学でHTMLを勉強してホームページを作りました。CSSも学んでホームページをキレイにして遊んだこともあります。
この頃はWindows派でしたが、今はMac派です。

一通りSNSには触れてます。

ブルーベリー養液栽培をはじめてからは、難易度が高いといわれているYouTubeもはじめました。

ブルーベリー養液栽培というとっても狭い分野のYouTubeチャンネルです。
おかげさまで登録者数が4000人以上になりました。ありがたいことです。

ここまで色々してみたけど、まだどこか不安がありました。

そんな時、元々家庭菜園・園芸が好きだった妻から相談を受けました。

「20年以上勤めたから、そろそろ別のことをしたいな」

妻も具体的に何がしたいとかはありませんでした。

妻が好きな家庭菜園・園芸から何かを見つけようと一緒に僕もするようになりました。

週末になると、家庭菜園の力仕事(土作りやマルチ張り、支柱立てなど)が僕の担当になりました。

週末は一緒にホームセンターや園芸店めぐりが日課になりました。

「テーマパークより楽しいね」

なんて話し合うぐらい僕も家庭菜園にのめり込んでいきました。

身体を使う作業は苦手だったけど、農作業に嫌という気持ちはまったく出てきませんでした。

そういえば、小さい頃は泥まみれになって泥団子を作っていたなーと懐かしい気持ちになることも。

土や植物、自然に触れることの楽しさや喜びを肌で感じ、いつの間にか心の住み着いていた不安な気持ちは小さくなっていきました。

『今日も楽しかったな』、『生きているな』と週末が待ち遠しくもなってきました。

一所懸命育てた野菜を収穫し、食べた時の喜びは今でも忘れないです。

そうだ、農業をしよう。

書いていても恥ずかしくなるぐらい安易な発想です。

でも、ここから僕の農家人生がスタートしました。

ブルーベリー農家になった理由

かみちゃんプロフィール

僕には本業があります。

農業がしたくても、農業に費やす時間は限られます。

かといって、何も知らない素人が本業を捨てて専業農家になるのはリスクが高いとも考えました。

僕自身が何かを栽培することができるのだろうか、そしてそこで生計をたてられるのだろうか、何も技術がないので当たり前の不安がありました。

  • 農業はしたい
  • 農作業時間が少なくて良いもの
  • 未経験者でも可能なもの

こんな都合が良いものはないだろうなと諦め半分の時に「ブルーベリー養液栽培」を知りました。

ブルーベリー養液栽培は、露地栽培に比べると、省力化ができ、技術や経験がなくてもシステムが補ってくれる、僕にとっては夢のような話でした。

すぐにブルーベリー養液栽培業者に連絡をし、同時にブルーベリーの苗も購入しました。

ちなみに生まれてはじめて購入したブルーベリーの品種は「ヒトミ」です。

農園で今も現役で活躍してくれてます。

ブルーベリー養液栽培・観光農園事業の誤解

かみちゃんプロフィール

「ブルーベリー養液栽培にすると、かんたんにブルーベリー栽培でき、観光農園事業を開始したら稼げる」

ブルーベリー養液栽培を調べると良く目にします。

嘘ではありませんが、いくつかの条件が必要になります。

正直にいいます。
僕は一時期、有頂天になっていたので条件を見誤っていました。

間違ったイメージを持っていました

と言い切れるのも、僕が実際に経験したからです。

ブルーベリー養液栽培の観光農園で稼ぐには道のりがあります。

僕のような非農家は、「農地」を取得しなくてはいけません。
農業者になることが必要です。
そして、「資金」も準備する必要があります。

ここは大きな壁です。

農業に参入するには「農地」が必要です。

ブルーベリー養液栽培は農地でなくてもできますが、総合的に見て農地でするのが良いです。

観光農園をするのでしたら、ある程度の広さが必要です。

そして、とにかく農地を所有していない人が農地を借り、その後、購入までいくのものすごくハードルが高いです。

農地取得で多くの人が挫折します。

次に「自己資金」が必要です。

観光農園で稼ぎたいのでしたらブルーベリーの苗、設備投資、その他もろもろあわせて約2000万円以上はかかります。

おしゃれで見栄えの良い観光農園はこのぐらいかかります。

見えないところでお金はかかってきます。

経験者は語る、です。

うちの農園は別の切り口で観光農園を運営してます。

開園に向けて2つの大きな壁である「農地」と「資金」は知恵と工夫でなんとか僕は乗り越えることができました。

本業の心理的なテクニックを駆使し
なるべくお金をかけずに
なるべく労力もかけずに
失敗もしましたが、経験は増えました。

乗り越えた先で僕が知った真実は

「ブルーベリー養液栽培=カンタン」ではない。見えないところで美味しいブルーベリーを作るためには様々な作業がある

「観光農園事業=稼げる」ではない。
はじめただけでは何も生み出さない。

「メディアやプレスリリース、ネットで集客をしたらいい」ではない。きちんとしたマーケティングを考えていかないといけない。

ポイントを見誤らず、地に足をしっかりつけて進むことが必要であること。

観光農園の運営はそれぞれの戦略が必要であること。

本質をつかんでおかないといけないということです。

ブルーベリー栽培も同じです。

養液栽培を導入することで省力化はできます。
未経験でも美味しいブルーベリーを育てることはできます。

ですが、本当に美味しいもの、安全なものを、そして、お客さんに喜びを届けることを第一に考えたら、何かを育てていくことは決してカンタンなことではありません。

農作業をしながら妻はよく言います。

「養液栽培にしても何にしても、時間をかけなくて済むじゃない、時間をかけたくないだけなんだ。
本当に美味しいものを食べて欲しい、本当に誰かに喜んで欲しいと思ったら、愛情をかけなくちゃいけない。愛情をかけようと思ったら時間なんて足りない!!」

同感です。

あれもしたい、これもしたい、ああしたほうがいいのじゃないか、こうしたほうがいいのじゃないか、ブルーベリー栽培だけに限りません。

僕らは観光農園そのものにも愛情をかけているので、時間が足りないといつも感じてます。

時間を捻出するために僕のように兼業ではなく、専業を目指し、覚悟をもってブルーベリー事業をしたら大丈夫、という声も聞こえてきそうですが、僕は反対です。

リスクは小さくやっていくことをすすめてます。

こういう考えを僕はしているので、いきなり大きなお金をかけずにブルーベリー栽培を試してみる方法も考えたりもしてます。

観光農園事業をはじめたら安泰ではありません。

僕らが観光農園を立ち上げるために色々な人の力を借りて、色々な人の話を聞いていく中で、いくつもの観光農園が閉園した事実も知りました。

冷静になればわかることも有頂天になっていると見えなくなるのですね。

集客はポイントを抑えておかないと無駄な時間だけが過ぎていくことも知りました。

プレスリリースやメディアなどリアルな集客の方法、ホームページやSNSなどネットの集客の方法、やることはたくさんあります。

だからこそ、なるべく無駄なく進めていく必要があります。

これら以外にも農業に参入し、農家としてやっていくと非農家の僕からしたら未経験のジャングルを開拓していくような出来事がたくさんあります。

これもまた経験です。

そして、ブルーベリー狩り観光農園を開園をしたらお客さんだけではなく、コンサル希望の方も増えるようになりました。

コンサル生(弟子)も増え、僕と同じ非農家から開園する方もいます。

僕が教えられること

『自分が経験してきたこと』
これだけです。

僕が経験してきたこと
兼業農家になった

ゼロからスタートし、非農家、農地なしから約3年で兼業農家になりました。

農地については、親が農家であったり農地を持っていたりなどはありません。

僕が農業をしている場所は地元でもないのでコネもないところからスタートしました。

資金については、多少はありましたが、多くの貯金があったり、いきなり多くのお金が手に入ったとかもありません。

ここから僕と妻の2人で道を切り開いて農業に参入しました。

サイト運営、SNS運営をしている

今の時代はネットが使えないと話になりません。

当サイトや『ブルーベリーラボ直方』のサイトはすべて僕が設計・作成をしてます。

ツイッター、インスタグラム、YouTubeも運営しています。

特に力を入れたYouTubeは軌道に乗り始めました。

本業は心理学

18年以上、心理学の分野で仕事をしてます。

これらのことなら僕は教えることができます。

逆をいえば自分が知らないことを教えることはできませんし、教えるつもりもありません。

一人一人教えることは時間的に難しいのでメルマガを作りました。

  • このブログでは書きにくいこと
  • 公の場では言いにくいこと
  • 農家・起業家としての僕のプライベートな内容

こんなことをつらつらと書いてます。

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略歴

  • 愛知県出身。44歳。
  • 2018年:ブルーベリー栽培開始
  • 2019年:農業への参入を決める
  • 2021年:『ブルーベリーラボ直方』開園
  • 既婚、1児の父

ちなみにブルーベリー狩り観光農園の資金はどのぐらい必要かといいますと、こちらを参考にどうぞ