こんにちは、かみちゃんです
僕は福岡県直方市にあるブルーベリー食べ比べ観光農園『ブルーベリーラボ直方』を妻と二人で運営してます。
本業は心理系の仕事をしてます。
また、パソコンが好きなので、インターネットを使ったビジネスや
SNS運用、マーケティングもしてます。
おそらくYouTubeで僕のことを知ってくださった方も
いると思います。
最初に、なぜこんなに色々しているのかを説明させてください。
これからどうしようか悩み始めた40代
僕は40代後半になりました(2024年現在)
幼い頃、父親や叔父が40歳になると
「これからの人生どう生きようか」と悩んでました。
当時はそんなものかなって思っていたけど、自分も40歳を過ぎる頃に同じ悩みが出てきました。
それに、この令和の時代。
一つの仕事に固執するリスクが高くなってます。
昭和、平成のように一つの会社に自分の人生を捧げて生活が終わりを告げようとしてます。
ご存知のように
世界のトヨタも終身雇用制度の継続が難しいとニュースになったのは記憶に新しいですよね。
このニュースがきっかけではないですが
「これからの人生どうしようか」と不安を感じた僕は20年近く勤めている心理系の本業だけでなく
自分の可能性を広げるために何かできないかと模索し始めました。
最初に思いついたのはインターネットビジネス。
インターネットはアナログ回線時代からしており
HPを自作したり、パソコンも自分で組み立てるぐらい好き。
今はどこに行ってもインターネットがあり
家では常にインターネットがあるのが当たり前の生活だけど
僕がインターネットをはじめたアナログ回線は、毎回手動でネット回線を繋げてました。
ピ〜〜ヒョロロ〜〜、という音がしてからネットの情報がみれる。
繋ぎっぱなしにしているととんでもない電話代が請求される、そんな時代でした。
今でも懐かしい。(わかる人いるかな?)
こんな僕なので、ネットで何かはじめることに抵抗はまったくありませんでした。
HTML、CSSを使ってホームページ作成、WordPressでのブログ、SNSも新しいのが出るたびに使ったり、勉強してきました。
ブルーベリー養液栽培をはじめてからは、難易度が高いといわれているYouTubeも開始。
おかげさまで登録者数が8000人以上になりました。ありがとうございます。
話がずれましたが、、、
自分のスキルを身につけるため、色々したけど
まだどこか不安がありました。
そんなある日、妻から相談を受けました。
「20年以上、看護師として勤めたから、そろそろ別のことをしたいな」
妻も40歳になった頃から、僕と同じように自分の人生について考えてたようです。
でも、具体的に何がしたいとかはありませんでした。
僕も妻も何をどうしたらいいかがわからなかったので
とりあえず2人で妻が好きな家庭菜園・園芸をすることにしました。
週末になると、家庭菜園の力仕事(土作りやマルチ張り、支柱立てなど)が僕の担当になりました。
週末は一緒にホームセンターや園芸店めぐりが日課になりました。
「テーマパークより楽しいね」
なんて話し合うぐらい僕も家庭菜園にのめり込んでいきました。
身体を使う作業は苦手な僕が、農作業には嫌という気持ちはまったく出てきませんでした。
そういえば、小さい頃は泥まみれになって泥団子を作っていたなーと懐かしい気持ちになることも。
土や植物、自然に触れることの楽しさや喜びを肌で感じ
いつの間にか、いつも感じていた不安は小さくなってました。
『今日も疲れたけど楽しかったな』と週末が待ち遠しくもなってました。
一所懸命育てた野菜を収穫し、食べた時の喜びは今でもはっきりと覚えてます。
そうだ、農業をしよう。
書いていても恥ずかしくなるぐらい安易な発想です。
でも、ここから僕たちの農家人生がスタートしました。
ブルーベリー農家になった理由
僕には心理学系の本業があります。
いくら農業がしたくても、農業に費やす時間は限られます。
かといって、何も知らない素人が本業を捨てて専業農家になるのはリスクが高すぎます。
農業をしようと決めたけど、いきなり壁にぶち当たりました。
- 農業はしたいけど、時間に限りがある
- 少ない時間・労力で育てられる作物
- 農業未経験者でもリスクが低いもの
- 農業=本業まではいかなくても、ちゃんと売り上げをあげられそうなもの
こんな都合が良いものはないだろうなと諦め半分の時に「ブルーベリー養液栽培」に出会いました。
ブルーベリー養液栽培は、一般的な育て方より、時間と労力の省力化ができ、技術や経験がなくても養液栽培システムが補ってくれる、素人でもはじめやすいように栽培指導がついてました。
僕にとっては夢のような話でした。
すぐに、ブルーベリー養液栽培業者さんに連絡をしました。
慎重な僕ですが、動き出すと早いです。
プロの養液栽培システムを導入する前に、自宅でできる養液栽培「かんたんキット」を導入しました。
同時にブルーベリーの苗も何本か購入。
本格的な事業をする前に少しでもブルーベリー栽培の経験を蓄えておこうと考えました。
ちなみに生まれてはじめて購入したブルーベリーの品種は「ヒトミ」です。
今でも「ヒトミ」はうちの農園でたくさんのお客さんに笑顔を届けてくれてます。
ブルーベリー養液栽培・観光農園事業の真実
非農家から農家へ、農地を取得し、プロ仕様のブルーベリー養液栽培システムを導入
ブルーベリー食べ比べ観光農園『ブルーベリーラボ直方』を開園しました。
ブルーベリー養液栽培によるブルーベリー農家が福岡県直方市に誕生しました。
そうすると、ブルーベリー農家を志す多くの方から相談を受けるようになりました。
「ブルーベリー養液栽培は、かんたんで、観光農園をしたら稼げるんでしょ?」
ブルーベリー養液栽培を調べると良く目にもする言葉です。
嘘ではありませんが、いくつかの条件が必要です。
正直にいいます。
僕は一時期、有頂天になっていたので条件を見誤っていました。
間違った戦略で進んでました。
と言い切れるのも、僕が実際に経験したからです。
ブルーベリー養液栽培の観光農園で稼ぐには道のりがあります。
僕のような非農家は、「農地」を取得しなくてはいけません。
農業者になることが必要です。
そして、「資金」も準備する必要があります。
ここは大きな壁です。
農業に参入するには「農地」が必要です。
ブルーベリー養液栽培は農地でなくてもできますが、総合的に見て農地でするのが良いです。
観光農園をするのでしたら、ある程度の広さが必要です。
とにかく農地を所有していない人が農地を借りること。
その後、農地の購入までは、ものすごくハードルが高いです。
農地取得で多くの人が挫折します。
(最近は法律が改正されているので、僕が経験した頃よりは少し楽かもです)
次に「自己資金」が必要です。
観光農園の開園。
特に専業で観光農園事業をするには約2000万円以上はかかります。
(ブルーベリーの苗、設備投資、その他、色々お金はかかります)
おしゃれで見栄えの良い観光農園にするなら、このぐらいの準備が必要です。
そして、見えないところ、気づかないところでお金はかかってきます。
経験者は語る、です。
うちの農園は別の切り口で観光農園を運営してます。
開園に向けて2つの大きな壁である「農地」と「資金」は知恵と工夫でなんとか乗り越えることができました。
なるべくお金をかけずに
なるべく労力もかけずに
失敗もしましたが、経験は増えました。
本業の心理学がとても役立ちました。
今の僕が、過去の僕に言いたいことは
「ブルーベリー養液栽培=カンタン」ではない。
見えないところで美味しいブルーベリーを作るためには様々な作業がある
「観光農園事業=稼げる」ではない。
はじめただけでは何も生み出さない。
「メディアやプレスリリース、ネットで集客をしたらいい」ではない。
きちんとしたマーケティングをしないと行き詰まる。
ポイントを見誤らず、地に足をしっかりつけて進むことが必要であること。
観光農園の運営はそれぞれの戦略が必要であること。
本質をつかんでおかないといけません
観光農園事業だけでなく、ブルーベリー栽培も同じことが言えます。
養液栽培を導入することで省力化はできます。
未経験でも美味しいブルーベリーを育てることはできます。
ですが、本当に美味しいもの、安全なものを、そして、お客さんに喜びを届けることを第一に考えたら、決してカンタンなことではありません。
農作業をしながら妻はよく言います。
「養液栽培にしても何にしても、時間をかけなくて済むじゃない、時間をかけたくないだけなんだ。
本当に美味しいものを食べて欲しい、本当に誰かに喜んで欲しいと思ったら、愛情をかけなくちゃいけない。愛情をかけようと思ったら時間なんていくらあっても足りない!!」
同感です。
あれもしたい、これもしたい、ああしたほうがいいのじゃないか、こうしたほうがいいのじゃないか、ブルーベリー栽培だけに限りません。
僕らは観光農園そのものにも愛情をかけているので、時間が足りないといつも感じてます。
時間や労力が足りないなら兼業ではなく、専業になったらいい。
覚悟をもってブルーベリー事業をしたら大丈夫、という声も聞こえてきそうですが
僕は反対です。
リスクは小さくやっていくことをすすめてます。
こういう考えを僕はしているので、いきなり大きなお金をかけずにブルーベリー栽培を試してみる方法も考えたりもしてます。
特に栽培初心者の方は、まずは栽培を経験してみて自分に合うかどうかを判断しても良いと考えます。
観光農園事業をはじめたら安泰ではありません。
なんでもはじめることはできます、それを継続することが難しいのです。
実は、いくつもの観光農園が閉園している事実も知りました。
事業を継続していくには戦略が必要です。
戦略を立てておかないと、行き詰まった時、おかしいと感じた時に、どこでエラーがおきているのか、どう修正したらいいのかがわかりません。
戦略の一つである「集客」はポイントを抑えないと無駄な労力と時間だけが過ぎていきます。
集客といっても、プレスリリースやメディアなどリアルな集客の方法、ホームページやSNSなどネットの集客の方法が代表的で、それぞれ特徴があります。
メリット・デメリットもあります。
自分の農園をどう進めていきたいかによって、使い方も変わってきます。
だからこそ、なるべく無駄なく進めていく必要があります。
他にも、農業に参入し、農家としてやっていくと非農家の僕からしたら未経験のジャングルを開拓していくような出来事がたくさんありました。
今は良い経験と思えますが、当初は暗闇の中を手探りで歩いている気持ちでした。
このような経験を様々な媒体で情報発信をしてると
ブルーベリー事業のコンサルを希望される方も増えるようになりました。
コンサル生(僕は弟子と心の中で呼んでます(笑)も増え
僕と同じ非農家から開園する方もでてきてます。
僕が教えられること
『自分が経験してきたこと』
これだけです。
- 兼業農家になった
-
ゼロからスタートし、非農家、農地なしから約3年で兼業農家になりました。
農地については、親が農家であったり農地を持っていたりなどはありません。
僕が農業をしている場所は地元でもないのでコネもないところからスタートしました。
資金については、多少はありましたが、多くの貯金があったり、いきなり多くのお金が手に入ったとかもありません。
ここから僕と妻の2人で道を切り開いて農業に参入しました。
- サイト運営、SNS運営をしている
-
今の時代はネットが使えないと話になりません。
当サイトや『ブルーベリーラボ直方』のサイトはすべて僕が設計・作成をしてます。
X(ツイッター)、インスタグラム、YouTubeを実際に運営しています。
特に力を入れたYouTubeはご覧のとおりです。
- 本業は心理学
-
18年以上、心理学の分野で仕事をしており、現役です。
人間の心理を熟知し、最新の知見を持ち、実際の経験があります。
農園事業・運営に役立ててます。
以上です。
毎年、経験は増えてますので、そのこともお伝えできます。
自分が知らないことを教えることはできませんし、教えるつもりもありません。
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略歴
- 40代:男性
- 2018年:ブルーベリー栽培開始
- 2019年:農業への参入を決める
- 2021年:『ブルーベリーラボ直方』開園
- 既婚、1児の父
ちなみにブルーベリー狩り観光農園の初期投資はどのぐらい必要かといいますと、、、
下記を参考にしてください。