ブルーベリー養液栽培(かんたんキット)をはじめてみました
ドリップピンの指す場所ってどこでもいいの?
このような疑問に答えます。
非農家から兼業農家に転身しました。
「ブルーベリーラボ直方」というブルーベリー観光農園(ブルーベリー養液栽培)を運営しているブルーベリー農家です。
マーケティングが好きで、リアルビジネス・ネットビジネスを模索しながら頑張ってます。
心理学的な話が一番好きです。
新しいことを考えたり、試したりすることが好き
・YouTube
(ぜひフォローして下さい!)
ブルーベリー養液栽培をはじめて、今では色々とだいぶ慣れてきました。
こうした方がいいかな、ああした方がいいかなと考えながらブルーベリー栽培を楽しんでます。
しかし、ブルーベリー養液栽培(かんたんキット)をはじめた時は、初歩的なミスを連発してました。
その一つがドリップピンの刺す場所。
間違いは業者さんに教えてもらったことでとくに問題になりませんでしたが、これからブルーベリー養液栽培をはじめる方、ブルーベリー養液栽培に興味のある方がドリップピンの刺す場所を間違えないように、そう思いながら記事を書きました。
ブルーベリー養液栽培のドリップピンとは
ブルーベリー養液栽培で養液の出口になる部品(部分)がドリップピンです。
ドリップピンは、名前の通り『点滴』のように水をポタポタと流す仕組みになってます。
ドリップピンを刺す正しい場所
左の写真は僕が最初にドリップピンを刺した場所です。
右の写真は業者さんに直してもらった場所です。
違いはわかりますよね?
ドリップピンを刺すポイントは、滴下する養液はブルーベリー苗の株元にしたらダメです。
なるべくブルーベリーを早く育てたい、そのためにはブルーベリー苗の株元に直接養液を与えたら良い気がしますよね。
僕もそうでした。
ブルーベリー養液栽培で収穫できるブルーベリーの実はとても大きく、とても甘いので、僕も1日でも早く実を育てたい、収穫したいと気持ちが焦ってました。
ですが、ブルーベリー苗の株元より少し離した位置に養液を落としたほうが成長には効果的です。
ドリップピンの高さにも注意しましょう
ドリップピンの位置も大事ですが、高さにも気をつけましょう。
2枚の写真、わかりにくいですが違いが分かりますか?
左側の写真はドリップピンの先端がアクアフォームに接してます。
右側の写真はわかりにくいのですが、ドリップピンの先端がアクアフォームから離れてます。
実際、ドリップピンをアクアフォームに刺すと分かるのですが、グイっと奥まで差し込みがちなんですよね。
それで気をつけないと、ドリップピンの先端がアクアフォームに埋もれている、なんてことになっちゃったりもします。
ドリップピンを刺す高さに注意する理由
ドリップピンの先端をアクアフォームにくっつけすぎない理由を図にしてみました。
ドリップピンから養液が出る時は、ドリップピンの先端は陽圧になってます。
ブルーベリー養液栽培の養液はずっと養液が出ているわけでないので、養液がストップします。
ドリップピンから流れ出ていた養液がストップすると、ドリップピンの先端は陰圧に変わります。
陰圧に変わるとドリップピンの先端は掃除機のように物を吸い込みます。
掃除機の吸引力ほどではありませんが、アクアフォームに接しすぎているとゴミなどがドリップピンの先端に付着したり、運が悪いとドリップピンの中に入り込みます。
ドリップピンの高さを何センチにしたほうがいいなどはありませんが、ある程度、アクアフォーム(培土)から離してあげた方がいいと思います。
コメント