新規就農をする時に必要な本当の「覚悟」

覚悟はいらない
読者の悩み

ブルーベリー養液栽培で新規就農を考えてます。
今の仕事をやめ、『覚悟』を決めて農業に専念したほうがいいでしょうか?

やめちゃダメです(以上)

と、ここで終わりたくなりますが、何がダメなのか、本当の覚悟、人間がモチベーションを保つ方法を記事にまとめます。

非農家から兼業農家に転身しました。

「ブルーベリーラボのおがた」というブルーベリー観光農園(ブルーベリー養液栽培)を運営しているブルーベリー農家です。

マーケティングが好きで、リアルビジネス・ネットビジネスを模索しながら頑張ってます。
心理学的な話が一番得意かも。


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すべての新規就農者に当てはまるかはわかりませんが、ブルーベリー養液栽培によるブルーベリー農家を考えている方に向けて書きます。

目次

【3つ】ブルーベリー養液栽培で新規就農をするなら、いきなり農業に専念したらダメな理由

新規就農覚悟

ブルーベリー狩り観光農園を運営したり、YouTubeをしたりしていると僕のところに、新規就農の相談に来られる方がいます。

「新しいことをするために覚悟を持ってやりたいです」
「背水の陣で頑張る覚悟をしてきました」
「覚悟しないと失敗するからです」

冷静になった方がいいと思いますが…

キラキラした夢のある、新しいことを知ると頭がお花畑になることは僕もあります。
ですが、ちょっと待って下さい、現実を見ましょうよ、と僕は常に思います。

僕のもとに相談に来られた時点で、今までの仕事をやめてしまっている人には何も言えませんが、仕事をやめようか悩んでいる人には「新規就農開始時に仕事をやめること」に僕は反対をしてます。

理由は3つあります。

覚悟を持って今の仕事をやめてはいけない理由
  1. リスク回避が困難になる
  2. 農業を頑張っても収入は発生しない
  3. モチベーションが保てなくなる

それぞれについて説明します。

リスク回避が困難になる

新規就農は、言い換えれば何も武器を持たずに戦にいくようなものです。

あなたにプロレベルの農業知識、農業スキルがあるのでしたら話は別ですが、多くの新規就農を目指す方は昔の僕と同じで農業初心者でもあります。

ブルーベリー養液栽培はたしかに最初の栽培知識や技術はそこまでいらないかもしれませんし、栽培指導をしてくれる業者さんもいます。とはいえ、いつでも、すべて手取り足取りというわけにはいかないのはわかりますよね。

そして、作物は育てはじめてすぐにできるわけではありません。

ブルーベリー養液栽培でもブルーベリーの実が収穫できるのに2年は考えておいたほうが良いので、いきなり「覚悟を持って、今ある仕事」をやめたらダメです。

今ある収入の柱を減らす理由はどこにも見当たりませんから。

農業を頑張っても収入は発生しない

農業は頑張ったら収入は発生するでしょ!と思った人は、かなり危険です。

昔の僕です。過去の僕も農業(仕事)をしたらお金が発生すると思っていました。

しかし、この考えは会社員の考えです。会社員は目の前にある仕事をすれば給料がもらえます。なぜなら、あなたがした仕事を会社が消費者に届けてくれて、お金に変えてくれるからです。

ですが、農業(起業)は違います。

酷なことを言いますが、いくらあなたが頑張ろうと、いくらあなたが素晴らしい作物を作っても、買ってくれる人がいなければ収入は発生しないのです。

そのため、今の農業は集客が大事、マーケティングが大事と言われるようになっています。

1つ目の話と重複しますが、収入の柱は持ちつつ、まずは自分のマーケティングスキルを身につけていくことをおすすめします。

マーケティングの話も今後はしていきたいなって思ってます。

モチベーションが保てなくなる

農業をする覚悟を決めているから、モチベーションは保てると思ったら大間違いです。

省力化されているといわれるブルーベリー養液栽培でも、しっかり1年中作業はあります。1年365日とまでは言いませんが、知識も経験も技術もない新規就農者にのんびりする時間なんてありません。

過去の自分に向けていってます

ブルーベリー養液栽培をはじめて、僕は後悔したことはありませんが、農作業が思っていたよりも大変と思ったことは何度もあります。そのたびにモチベーションが落ち気味になることもありました。

もし仮に、あなたが「今の嫌な仕事」をやめて、農業に参入したとしたら、きっと農業は楽しいものと感じるでしょう。ですが、ただ楽しいだけの気持ちですと、モチベーションは少しずつ下がってきます。

「覚悟」を決めて、農業一本に絞ったのだから、背水の陣で頑張る!というやり方は、頑張れるかもしれませんが、収入がない状態ですと焦りが生まれて空回りする可能性が高くなります。

僕はそれよりも「嫌な仕事を続けながら、観光農園を軌道に乗せること」をすすめてます。

人は嫌なことがあれば変わろうとします。これは人間の心理の話です。

嫌な仕事をやめるために、なんとしてでも観光農園経営を軌道に載せようと頑張れるでしょう。そして、嫌な仕事からは生活していく収入はあるので、変な焦りは生じにくくもなります。

要するに、モチベーションを保ちつつ、視野を広くしつつ、新しいことに挑戦できる状況を作ってあげた方が、人は頑張れるというわけです。

まとめ|覚悟の意味を履き違えない

新規就農覚悟

僕が考える本当の覚悟は「ちゃんとしたリスクをとりながら、挑戦する」です。本当に農業をしたいなら、今の仕事をしながら、農業に参入したらいいと思います。

夫婦で働いている方なら、どちらかが専業でするのはアリと思います。我が家はこのパターンですから。多様な働き方ができる点ではブルーベリー養液栽培はオススメと思います。

今回の記事は、安易に「覚悟」という言葉に流され欲しくないと思って書きました。

おしまい。

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