
非農家から兼業農家に転身しました。
「ブルーベリーラボ直方」というブルーベリー観光農園(ブルーベリー養液栽培)を運営しているブルーベリー農家です。
マーケティングが好きで、リアルビジネス・ネットビジネスを模索しながら頑張ってます。
心理学的な話が一番好きです。
新しいことを考えたり、試したりすることが好き
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「美味しくて安全な野菜を食べたいな〜」
「最近は国産の野菜でも農薬のことがニュースになっているし。。。」
こういう心配から家庭菜園をしてみようかなって思う人は多いと思います。僕もきっかけはそうでした。
今回の記事は、家庭菜園初心者の方やお手軽に野菜を育てたい人、もっと簡単に安全な野菜を食べたい人に向けて記事を書きました。
家庭菜園をする理由
自分の目でみて、自分の手で作れるからです。
- 自分の目でみれる→安心
- 自分の手で作る→安心
- 子供に安全で美味しい野菜を食べて欲しい→安全
- 子供に野菜の成長過程をみせてあげられる→大切な経験
簡単に家庭菜園をしましょう!と言っても、道具をそろえて、野菜の育て方を勉強して、畑を耕したり、土を触ったり、草むしりをしたり、農薬も必要だったり。。。
と野菜を育てていくのにはとてもじゃないけど、無理!!
でも、簡単に育てることができる野菜もあります。
それは長芋
では、作り方を書いていきます。


長芋との出会い
長芋が簡単に育てられることは知りませんでした。
運命的にホームセンターで長芋の種芋をみつけたのがスタートです。
芋の親。種芋を土に植えてやるとそこから食べれる芋ができます
僕は長芋好きということもあり、育ててみたい!と買い物かごに長芋の種芋を入れました。
ただ、育てたことはないので妻に「長芋って育てやすいの?」と聞くと
『育てるのは大変ではないけど、長芋を収穫する時に掘り起こすのが大変だよ』とアドバイス。
確かに植えたは良いけど、掘り起こすのがめんどくさそう。。。



掘り起こす時に長芋が、途中で折れそうだし、折れないにしても、どのぐらい深く掘るのかも未知数…
食べたいけど、収穫が大変そうと悩みました。
収穫の手間が格段に減る栽培方法を見つけたため、育てることにしました。
袋栽培とは
手間のかからない栽培方法とは『袋栽培』です。
袋栽培とは、言葉の通り袋の中で野菜を育てます
極端な話ですけど野菜は土があれば育ちます。もっと言えば野菜が育つ環境があれば育ちます。(土もない水耕栽培という栽培法もあります)
一般的な家庭菜園では、プランターや鉢などに買ってきた土を入れて育てますが、袋栽培は売っている土の袋をそのまま使ってしまって野菜を育ててしまおうという方法です。そのままの袋を使うので見た目はいまいちですけど、ひと手間省くことができます。
袋栽培専用の袋や麻袋に入れて育てるとオシャレでインスタ映えする袋栽培が出来上がります。
野菜用の土はホームセンターにたくさん売っています。どれがいいのか困ると思いますので、野菜の土と書かれている高くない土で大丈夫です。
売っている袋の中の土は肥料が入っていたり、野菜や花を育てるのにプロの方が土の配合をしてくれています。
これで土を自分で作ったり、配合したりしなくて済むので、ふた手間省けました
袋栽培を考えた人はきっと僕と同じようにめんどくさがりだったのだろうなと思います。
長芋の袋栽培の実際


買ってきた長芋の種芋を袋の上の部分を切った袋の中の土に植え、定期的に水をかけていきました。
途中、追肥は多少しましたが基本水やりだけです。
袋栽培は安定感はいまいちなので、風で袋が倒れないように支柱を立て、支柱は地面まで突き刺してあるため、ここから水が地面に流れるようになっています。穴が下に空いていることで根腐れ防止にもなります。
- ホームセンターで土(野菜用)の入った袋を買ってくる
- 袋の下部に穴を幾つかあける。
- 袋の上部をハサミで切り、土の中に長芋の種芋を植える
- 倒れないように袋を立てる
- 長芋のツルが巻きつけるように支柱を一本入れておく
半年後
約半年間、水やりと1,2回の追肥をしています。それ以外はほとんど放置。


葉が黄色く枯れ始めたら収穫時です
収穫!!


収穫の時の手間が全く無いのが袋栽培の最大のメリットです。
土の上の部分(枯れた葉やツル)を取り除きます。袋から支柱を引き抜き、袋をゴロンと寝かせ、袋を破いていきます。


袋の中は根がぎっしりはった袋の形をした土が出てきました。
ひっくり返すと、もう長芋が顔を出しています!!
後は手で土を軽く触るとボロボロと土が崩れます。


お店で売っているものよりは短いですが、、、売り物ではないし、自分が食べるものなので問題は味です。


3袋分の収穫量。
はじめて長芋育成をしましたが、満足。娘も一緒に収穫したのですけど簡単に取れるので大喜びでした。
もし一般的な長芋の育て方をしたら、長芋は土に埋まっており、長芋のツルをたどり、丁寧に穴を掘って長芋を折らないように収穫しないといけません。
素人がしたら折れるでしょうし、何時間かかるのやら。
私がしたのは袋栽培ですので、掘る過程で全く悩むことはありませんでした。
長芋の袋栽培まとめ
- ツルが伸び始めたら時々(1月に1回)肥料を与える(ここまでしていない)
- 長芋を掘る前に「むかご(脇芽)」が収穫できる(収穫できず)
- 葉が黄色く枯れ始める頃は『成長期』(この時点で収穫)
- ツルが完全に枯れたら収穫時期:11月〜翌3月頃(10月に収穫)
私がしたのは()内です。
また挑戦することがあればもう少し丁寧に育成し、情報を載せたいと思います。
でも、ほとんどほったらかしで安全・安心、美味しくて十分な量の長芋が収穫できましたので、袋栽培を使った長芋栽培はオススメです。
美味しい野菜をお手軽に食べる方法
家で栽培したりするのは大変そうだけど安全で美味しい野菜を食べたい!!という方に。
家庭菜園をはじめる前に、本当の野菜の味を知ることができます。


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